婚約指輪の由来は?

起源は古代ローマやエジプトにまで遡る

遙か昔、古代ローマでは鉄の輪を互いにはめ約束を遂行する誓いの証として使用していました。その鉄の輪が、後に金の指輪に姿を変え恋人同士の愛の証として使用されるようになります。また、古代エジプトでは左手の薬指というのは心臓に繋がる大事な指とされ、その指に指輪をつけることは相手の心と繋がりを持つことになると考えられていました。さらに、象形文字では永遠という意味を持つ円のマークが結婚という言葉に使用されており、指輪の円の形には永遠という意味も込められています。
このように、永遠の愛を誓う証として婚約指輪を指にはめることが定着していくのですが、一般社会にまで広がりを見せるのはずいぶん後の時代になってからの話です。

婚約指輪にダイヤモンドが使用されるのはなぜ?

婚約指輪にはダイヤモンドがよく使用されますが、その始まりは中世ヨーロッパ時代とされています。その時代、ダイヤモンドを研磨する技術が飛躍的に向上し、その美しさに魅了された王族貴族たちの間でダイヤモンドを使用した婚約指輪を贈る習慣が定着しました。その習慣が長い年月を経て、一般社会にまで定着していったのです。
日本でも戦後に入り婚約指輪を贈ることが定着していきましたが、初期の頃は真珠の婚約指輪が主流でした。そんな中、ダイヤモンドの婚約指輪が流行るきっかけになったのはテレビコマーシャルで、その宣伝効果の結果、ダイヤモンドの婚約指輪を贈るのが主流になっていきました。またダイヤモンドはその硬さから、変わらぬ愛を示す意味合いも含んでいます。